みかずきのいえ

 
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ドラマ平清盛16話「さらば父上」まで感想

おはようございます、みかずきです。
すごーく簡単に最近見ているドラマの感想を書きます。
久しぶりにリアタイのドラマに手をつけました。

いつもの社会派や硬派なものではなく、業界寄りのものを二つチョイスしましたが、たまたま選んだものが妙に楽しかったので見ていこうかなと思います。
まずは、今回の大河ドラマにあわせて過去の作品がラインナップされた平清盛です。

平清盛 16話「さらば父上」まで
昔海賊討伐あたりの8話?くらいの頃に東京行きの人事異動にあってしまい、その後数話ふんわりまばらに見ていたものの、見られなくなってしまった作品です。
当時は異常に叩かれていたものですが、歴史好きが選ぶ大河ドラマではぶっちぎりの一位に君臨する作品だそうですよv
私も当時この作品が大好きで大好きで、メディアの酷評や世間の酷評にあらがいながらその見応えに感嘆していたものです。
 この作品は昨今よくある「出来事ストーリー」ではなく(出来事ストーリーとは出来事で引っ張っていくストーリーです。斬新な設定や華やかな出来事で視聴者をひきつけるものですね。ジブリ作品でいうところのラピュタがいい例だと思います)
平清盛についてはこれではなく、人物描写や心理描写を描いた、大河ドラマではかなり異色の作品だったと思います。
ジブリ作品でいうところの、風の谷のナウシカ、魔女宅、紅の豚あたりかなと思います。
心の揺れやゆさぶり、平安末期混沌とした時代の京がしっかり描かれていると思います。16話までですと、とくに藤原頼長あたりがうまいですね。
そして鳥羽院も気持ち悪さがうまいうまいw
ある意味昼ドラのような気持ち悪さもありますが、基本的には昼ドラのように性がテーマではありませんので(当たり前)、そういう意味ではそうとう見応えがあると言うものです。

そして平忠盛としっっかり信念の部分で固く繋がれた清盛との関係がよかったですね…!
平忠盛という人物の先見の明は素晴らしいものがありました。
そこに今の日本があるわけですから、感慨深いです。
彼らに血のつながりはないのですから…!

よほど前妻を愛したのか
女性としてただただ敬服するばかりです
かくも強く固く愛される健やかでしなやかな信念、愛する人にこれほど深く刻めるのなら、倒れてしまっても本望というものです。
16話で清盛が見た光景と残された大剣に、不覚にも少々涙が出てしまいました。
悲しいとかそういう感情じゃなくてね。
ひとつの彼の希望という大きな信念の芯、よく言っていた軸が、清盛という男そのものとしてこの世に遺された、受け継がれた瞬間というものに涙がでたのです。

平清盛だけですごい場所をとってしまったので
(全然ざっくりの感想じゃなーーーい)

他のドラマはまた別記事にて。