みかずきのいえ

 
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ドラマ 逃げ恥を見終わりました!

おはようございます、みかずきですv
とくにネタバレもなにもないドラマかなーとは思いますが、一応ネタバレ含めて書きます。
心理描写の多い作品なので、あまりネタバレが意味をなさないというか、そんな作品です。
↑みないとよさがわからない そしてその部分にこそ、よさがある。

見終わった感想としては、非常におもしろかったです。
ストーリーそのものはかなり…めちゃくちゃ無茶&強引で、作中本人たちが、視聴者の我々以上にこのストーリーの強引さにまごまごしてるので、そのおかげでなんとか見続けられたというか(^◇^;)

3話、4話くらいからドラマの骨格がしっかりしてきて、5-7話くらいまでは非常におもしろく8話くらいからは別の魅力まででてきますが、最後の最後で

やはりその問題にあたったか

となります。
これは逃げ恥を見ていておそらく誰もが予見した問題ですね。
こういう問題がおきるはずだったのです。最初から予見できたことだけど、最大の問題。

このドラマでその答えがでたわけではないし、答えがどこかででるほど簡単なモノではありません。
この二人もこの問題のこたえではなく、この問題の「取り組み方」を示唆した形で幕を下ろしました

この問題自体は非常にシビアでかつ、人類はどの国も解決していないテーマなのではないかと思います。
突拍子もない生活を始めた二人だからこそ、新しいものの見方で新しい解決方法が見つかるといいですねv

ひとによっては、とくに男性の方は
この最後の問題の露呈時は、「なんだかなぁ」と感じた人もいるのかもしれませんね。
結婚という二文字を深く考えさせられます。

そしてみくりが提示した報酬の一つ
愛情 が大きく寄与しているとも思うし
愛情という言葉による搾取も否定できない

私がふと思ったことは、

愛情があればこそできるという言葉には
世間体や慣例ではなく
本人たちが双方の作用により「心身ともに実感•体感」することで、「自発的に」行えることなのかなぁと感じます。
話し合いでとか、どちらかが無理をしている時点で成り立たないことで、それはまた永続的な事でもない。気分や体調にも左右されるし、極めて不安定なものかなぁと。


平等ってすごく大切なことだし、それは普遍的な事だとおもうけれど、生活や職業における立場のようなものは、縦ではなく区切りがあっていいのではないかなぁと思います。

それは不平等にもなりえるかもしれないけど、平等に分け合う事は何事も不可能な気がします。
そもそも平等という概念は、愛している人とだけは、はずしてしまうこともありなのかなぁとは感じます。

でもそれだと話は戻ってしまいますね、うーん。



男の人は総じて特別扱いを好む人が多く、
女の人は総じて平等扱いを好む人が多い

という説をご存知ですか?
結構これ、言い得て妙だなと思っています。

〇〇さんにだけ言います。
先に〇〇さんにだけ相談させてもらいました、秘密ですよ

こういうのを男性は好む人が多いかもしれませんが(かも)
実はこれ、女性は困ってしまいます…

共有されてるのかな、このタイミングで話しかけられたら知らなかったことにもできないし、うーんうーん。
だし、この人は知らなかったとあとでわかったら、なんであの人だけってなるだろうし、私も嘘に加担する事になっちゃうなぁ…
↑女性心理です


話が逸れました

男女差でもおおまかに雑にわけても一つの事象で、受け止め方にこれほどまでに違いがあるのだから、
個人や出身・慣例・年齢(世代)・学歴・収入・宗教・趣味…
…そして性格。
すべてにおいて、いろんなアンマッチが出てきて当然ですね。

私は逃げ恥のように、
他の誰とも違うお付き合いの仕方があってもいいのではないかなと思いました。

─だって僕たちは、はじめから普通じゃなかった─

さとりを開いたような、幸せそうな顔で話す平匡さん好きでしたね。

ゆりちゃをと風見さんもそうです。
後半主役を食うレベルで素晴らしい大人の恋愛をみせてくれましたが、めちゃくちゃ大好きでした。

この二人も、この二人にしかない恋愛の仕方がありましたね。
その恋愛の仕方や投げ合っていた視線・会話がこのドラマの醍醐味で、こうしてネタバレをペラペラ話したところで、真の意味ではネタバレなんかにならないところが、
このドラマ素敵だったなーと感じます。

好きな人とは、世間がいう普通の恋愛をする事じゃない
たくさんの話し合いや心の通い合い、お互い惹かれあってる事であってっていうものを、しっかり考えさせられる話でしたね。

とても純愛なドラマだったと思います。
コメディでしたので基本的に明るく楽しくみれましたしv

エンディングが星野源さんの曲でガッキーのはじけんばかりの笑顔で踊ってるのがまた可愛いのですよ゚・。・(ノ皿`)σ・。・゚

風見さん…大谷亮平さんや石田ゆり子さんも踊ってて、最高のキャストでしたねぇ(*´ω`*)
回が進むにつれて本当にみんな好きになった。

ゆりちゃんと風見さんめちゃくちゃよかったわぁぁ!

最後に。

この物語は、「自己肯定感の低さ」が第二のテーマともなっていて(第一は上記に書いてきた普通ではない話し合いによってきめていくふたりだけの付き合い方の模索ですね)

その自己肯定感の低さについてはちょっと最近おなかいっぱい人と話しているので割愛します。
書き出すと暗くなるのとかなりシリアスにもなりますが、これを満たせる事は、長く人と付き合っていく過程で少しずつ溶かしていく事のできる事だと思います。
取り組むことというよりは、誰よりも長い時間をかけて自然と気づいていく事なのかもしれません。

信頼のようなものですね。
ある日突然実感するものではなく、いつのまにかそこにあるもの。