みかずきのいえ

 
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ドラマ 青天を衝け 第8回 栄一の祝言 感想

おはようございます、ではなくてこんばんちは☆ みかずきですv

かなり遅ればせながら、今日のお昼過ぎくらい大急ぎで8話見てきたのですが

 

おもしろかったーーーーー!

いつも面白いけど、今回めちゃくちゃおもしろかったです!!!!

めちゃくちゃ見ごたえありましたねっ、お姉さんびっくりしましたよ(←殴)

 

見どころがありすぎてどこから話していいのかわからないくらいです。

勢いでかかねば詰まると思うので、思いついたものから私がどう思ったのか

感想をつづっていきたいと思いますv(バランス度外視)

 

まず、渋沢栄一(吉沢亮)の渾身のプロポーズ、千代に届いてよかったですねぇv

栄一は最近恋心に気づいたようだけど、お千代はさ昔からずっと栄一のことを心から

お慕いしていたわけですよ。

だからといって、女性からの恋心は表に出してははしたないとされていた時代。

嫁ぎ先も、家や男のほうが決める時代なわけです。

その心をずっと胸に秘めて生きてきたお千代にとっては、幸せで涙もでてくるプロポーズですよね。

よかったよかった、本当によかった。

栄一の大法螺もうんうんと幸せに聞けるのも、惚れた女の証ですねv

 楽しそうに嬉しそうに、期待に満ち満ちて話しているその姿を見る事が幸せなの、

 お千代の気持ちわかるなぁ(*´ω`*)

 

さて、喜作(高良健吾)が漢を見せましたね。

勝負には勝ちましたが、途中のお千代の「栄一さん、気張って!」という言葉で

すべてを察した模様(´;ω;`)

 あれを聞いた時の、渾身のウオオオオオアアアアア!と栄一に一手攻撃をしかけるときの

ショックを打ち払うかのような渾身の攻撃に、ちょっと私見てる側として(´;ω;`)ブワッと

きてしまいました。

どうでしたか男性諸君。あれはけっこう切なかったね、でもああも本人に言われてしまっては

腕では買っても、お家柄でたとえ勝ったとしても、

男としては負けなのです。

お千代が心からお慕いしたのは、喜作ではなく栄一なのですから。

あああああでも、ああも男らしく身を引く喜作がものすごいかっこよくて

ちょっとかなりうるっと(´;ω;`)ブワ ←この節操なしめっ!w

 

・・と場面は変わって、栄一とお千代(橋本愛)が祝言を挙げていたことはまぁ、いいとして

いつのまにか喜作も結婚していたことは、突っ込みどころが・・(笑) あれ?早かったね!

けっこう早かったね(;^ω^)突っ込みはこのへんにしておこう長くなる(;^ω^)

 

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さて一方、徳川家の方です。

これまでおだやかで「将軍などなりとうない」としてきた一橋慶喜(草彅剛)にも波乱の幕が上がりました。

井伊直弼が大老になったいきさつですが、私が今回ものすごく驚いたのが

井伊直弼ってなんかこう・・現代的に言うとオタクだったのですね!びっくりしたよ・・!

 なんだったかな、和歌を詠んだり本を読んだり、能楽をたしなんでいたり・・だったかな。

和歌ポンだったか忘れたけど、そんなあだ名までつけられてバカにされていたほど

この幕末の国政からは程遠いところでオタク業をいそしんでいた幕僚だったようです。

 

たしか歴史上は松平春嶽がなるはずだったのが井伊直弼で「え?」という所だったと思うのですが

それの意味は全然今回まで知らなかったのです。

なるほど、井伊直弼はオタクでこれまで国政にまったく参加しない位置にいたからこそ

常識外れだった家定さまが、誰にも染められていない井伊を買ったのですね。

 

もちろん大抜擢だったわけで、いろいろわからないなりに彼なりに頑張ったわけかぁ。

そりゃぁ、家臣から信頼もキャリアも何もない状態で、しっかり従わせるには

その地位を利用した恐怖政治しかないわけですよね。

なるほどなぁと思いました。

それで彼はああいう行動に出たのかと。

一橋慶喜から「次期将軍は紀州からでの承諾を得たこと、次期将軍を慶喜が放棄する事」のとりつけ

これで済めばよかったものを

 

さらにとどめと言わんばかりに、一橋家を推挙したメンバーたちを徹底的に処分したわけですね。

(有名な安政の大獄)

非常に有名でしたが、まったく内政キャリアのない彼がこういう常軌を逸した行動をとったというのが

単なる悪意だったという書かれ方が多い中、

こうでもしない限り大老としての威厳も何もあったもんじゃないという

和歌ポンなりに一生懸命あがいていたのではないか、という切り口が面白いなぁとすごく思いました。

 

この安政の大獄直前、一番言いたいことの感想はここです。

公家の許可も得ぬまま、外国との条約を結んでしまった幕府の罪は重いと

慶喜が怒るシーンがものすごくものすごく見ごたえがあった。

 

あの・・あのおとなしい慶喜が怒ったんですよ!!

斉昭公(竹中直人)の英才教育のたまものですね。やはり彼は水戸の人間なのです、生粋の。

このときに円四郎にいいますね、

 

円四郎!

そなたがわしに背き、こうして直接わしの元へ詫びにきたら

わしはそなたを許すだろう

 

だが・・

 

その詫びを文にて送りつけたときは、わしは許さん(炎)

それどころか怒りが増すであろう

 

君主様のお気持ちはそれと同じぞ・・!(炎炎炎メラメラメラ)

京都にいって直接詫びてこんかあああああ( ゚Д゚)<キエエエエ

 

と井伊大老を呼びつけてめずらしく𠮟ったのです。

かっこよかったですね。

大老もこれには平伏するばかりでした。

 

わしに謝っても意味はない。

すべては、徳川のため・・ 

 

と目を細める慶喜の

なんて器量もちなのでしょうか・・!(感動)

いやぁぁ、めちゃくちゃかっこよかった。ものすごいかっこよかった。

これには平岡円四郎(堤真一)ももう、( ゚Д゚)←この状態だよね。

 

かなり感銘を受けたに違いないのに、その数秒後

慶喜の口から次期将軍職をあきらめる言葉をきいたのだから

一気に天と地を味わった円四郎の衝撃の振れ幅はいかばかりであったのだろうと

思わずにはいられません・・(涙)

 

慶喜、もっと円四郎を大事にしてあげて・・(涙)

 

そんなわけで、次回予告は安政の大獄からの桜田門外の変。

これまでののんびりした江戸幕府内の描写が一変、血なまぐさい幕末の夜明けであり

すべての始まりとなっていくこの瞬間、

今夜が楽しみですね~~~!!!

 

めちゃくちゃ楽しみです。もう予告編みてもこれまでの静けさがうそのように

シリアスさが増していて、かなりかなりものすごい楽しみなので

今夜はもしかしたら見ちゃうかもしれません(n*´ω`*n)

 

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