みかずきのいえ

 
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ドラマ「青天を衝け」第七回「青天の栄一」

面白かったーーー!
おもしろかったよー!
45分、あっという間に終わりましたねぇ。

流れとしては江戸城の開国騒ぎと、渋沢栄一の村の出来事にぱっくり別れている感じですね。
徳川慶喜(草彅剛)は相当冷静なようで、これはどの作品をみてもそのようですね。司馬さんの作品で慶喜が主役のものってあったかな、竜馬がゆくにはあったとおもうけど。

これを見てると、彼には徳川斉昭(竹中直人)を中心でも書いて欲しかったななんておもったり笑
あまりの暴君ぶりに見ていて楽しくてたまりません。
上座にて怒りまくる凄さは2度3度見ても飽き足らない怪演ぶりですw
そんな彼が、自らはもう老害であるのだという事を認識しつつも足掻いてしまう複雑な心境…、うまかったですねぇ竹中直人。
そして演出も逆光にしてうまい撮影でした。
ぎゅっとなりました。
やはりいい役者さんがここまで撮影を活かすような演技をしてくれると、スタッフさんも撮影のし甲斐がありますよねぇ…!

たのしかった、トーコがいなくても貴方の存在感は単独で光ってる…!どうか舞台から降りないでくれええ…!←おい


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さて、一方で渋沢栄一(吉沢亮)サイドです。
喜作(高良健吾)との一騎打ちになりそうな気配ですねw
高良健吾がかなり人気の役者さんなので(ごめんなさい美形系イケメンのよさはみかずきの守備範囲外で、ちょっとよさが分からない、好きな人ごめんね)
この時代のもの言えぬオナゴの一生をもらうのならば、
周りを固めていくのはいけないなぁと悔しい気持ちになりながら見ておりました。

江戸から一つの時代が終わろうとしている時
家と家の結婚でお千代(橋本愛)の心をおきざりにしたまま結婚の話を家族や兄で進めたり、兄2の長次郎に勝負をふっかけるなんて、あってはならないよね。
軽率だとおもうし、q( ゚д゚)pブーブーブーって言いたい放題言ってくれたちょっと子供っぽい栄一が可愛かった仕方なかったですw

これだけ喜作に言われても、うんともすんともキャンとも言わない栄一に私は放送開始からイライラフツフツ悶々としていましたが、
→栄一のいくじなしっ!!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
そこまで言われたなら奪いなさいよ!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
って呟いたらRTされてわらいました。
だよねええええ!

喜作役の高良健吾が非常に人気なので、視聴者には思わず喜作の方を応援している方々もいらっしゃるそうですよ。
けしからんっw

私は、そんな大事な愛する心・一生をもらうんだという決意を、本人ではなく周りから埋めていく男性に貰われたりなんかしたら、舌を噛み切って死にますね。
たとえそれが時代というもので義務だったとしても、せめて本人にまっさきに伝えるような誠実な人でないと、ついていけないと思います。

迷いに迷っていた栄一が、小旅行を機に自分の気持ちを整理し、まっさきにお千代のもとへ駆けつけたプロポーズは
私は非常に良かったと思います。

村ではもう喜作の話が浸透している
このままだとどうなるかわからないし、村の関係もひっくり返ってしまう

それでもね

それでも、そんな事は後回しで、大事な気持ち決意を
誰よりも先にお千代に伝えた栄一の行動は、私は感動でした。
普段はグズグス考えてぐじぐじしてても(よくはないけど)石橋を叩いて渡ることも大切な事でしょう

でも
女の方から気持ちを出してはいけない時代、
その人の生涯をこの先もらってしまうのだから、誠意ある人をお慕いして行きたいのは誰しもそうだったはず。
お千代は幸せ者ですね。
本当によかった。゚(つД`)゚。
 ※史実は知りません

ちなみにみんな大好き平岡円四郎(堤真一)は、徳川慶喜を将軍にという嘆願書の原案をせっせせっせと書いていたそうです( *`艸´)
当のお殿様はその気がないのにねぇ、あのべらんめぇ旗本小僧がここまで心酔して働いているのだから、よほど魅力があったのでしょうねv
↑超絶無作法人間だったので、すっかり旗本役人やっててみかずきは微笑ましくみておりましたv