みかずきのいえ

 
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ひとりごと 表現の不自由展の是非

今朝、京アニの放火殺人事件を思い起こさせる内容で脅迫していた犯人が捕まったそうです。
よかったなと感じました。

表現の不自由展。
すごく難しい内容だと思います。
主催側の思いや複雑な思いを感じ取り、個々で考えてもらう機会を提供するという意味での催しの為、もちろんタブーアイテムや他では展示却下されたもの、歴史の改ざんにより負の立場へ投げ込まれてしまったもの

多々あるのでしょう
その真実は、当事者たちしか知らないのです
当事者たちの、心の中しか分からない
発した言葉さえも違うかもしれない

楽しい気持ちになるため
あたたかい気持ちにつつまれるため
知的好奇心を刺激してもらうため

そんな生易しいサービス業的な内容の趣旨ではないのです、これ。

いい気持ちになる人なんて1人もいないでしょう
かくいう私は、不自由展にいく勇気もメンタルも…また知識も、残念ながら負のものと向き合い冷静でいられる自信もありません。
きっと飲み込まれる。
憎悪で満たされる。公正な目では見られないだろう

1つの時代を
今を多角的に冷静に公正に見ようとする人
そこから考え、真実をもとめる人

そういう人たちが静かに訪れるべく所かなと感じていました
行くには資格や適性検査があってもいい場所かなと思います。

その趣旨さえ読み解けぬ者が横行し
この機会そのものをつぶしにくる
催し側については、大衆向けではない内容に対する読みの甘さもあったのでしょう

主催した側の方々はおおいにおどろいたかもしれない。
今や日本をとりまく現代は
道徳観、思考能力は完全に地に堕ちています。
これが、日本人であり今の世の中の人です。
あなたたち一生懸命生きてきた方々は、普段目にしなかったであろう
これが今のダサい日本なんです。

趣旨なんて関係ない、お祭りごとですね。

開催は時期尚早だったと言えると思うし、
いや…もしかしたら遅すぎたのかもしれない